Barling YOW Make (1921)
1921年(大正10年)の製作になります。
イギリス政府とアイルランド共和国暫定政府に別れた年で、大英帝国の権威に陰りが見え始めた時期。
かなり小さなビリヤードシェイプです。
ノーズウォーマーと言うには少し長いですが、ボウルからの香りも十分に楽しめます。
細いシルバーバンドは、戦前のバーリングの特徴だとの事。
・全長:113mm・高さ39xmm
・外径:28mm・内径:18mm・深さ33mm
・重量:33.8g
最初に届いたときは、ボウルのトップと内部にたっぷりカーボンが付着、ステムも細かい傷で曇っていました。
レストアすると、綺麗なグレインとエッジの効いたボウルトップが現れました。
細いグレインと年輪がクロスし美しい模様を生み出しています。
バーズアイも小さく凝縮されており、見飽きる事がありません。
感触:4(咥え心地)、3(エアコントロール)
味:4(バージニア)
レッドバージニアやVPを中心に吸っていますが焼き芋・キャラメル系の乾いた甘味のある香りに感じます。
(2017-05-07)
同じシェイプが二本手に入りました。
ポーチごとポケットに収まるサイズなので、かなり役に立っています。
« Comoy Straight Grain (1900) | トップページ | Charatan Freehand DISTINCTION »
「06.Barling」カテゴリの記事
- Barling King 6276(2020.02.25)
- Barling YOW EXEXEL Quaint (2019.06.20)
- Barling Make (Shop Model)(2017.05.12)
- Barling Make 1374(2016.04.19)
- Barling Make 1082 S-M(2016.03.09)
« Comoy Straight Grain (1900) | トップページ | Charatan Freehand DISTINCTION »
コメント