Dunhill Bruyere 127
1915(大正4年)-1920年の製作です。
第一次世界大戦から大戦の特需時代にかけて製作されたパイプです。
世界経済の中心はロンドンからニューヨークのウォール街に移り、大衆の生活は大量生産・大量消費の生活様式が確立する。
ダンヒルが躍進するパテント期のパイプです。
パテント番号は「PATENT MARCH.9.15」でMade in Londonの後に年表記はありませんので1915年から1922年と思われます。
時期的にも自社でキュアリングしていたのではないでしょうか。
アルフレッド・ダンヒル氏の哲学は 「愛煙家が必要とするものを最高級の品質で提供すること」
現在所有するパイプでもトップクラスの吸い味です。
・全長:148mm・高さ45mm
・外径:32mm・内径:20mm ・深さ38mm
・重量:46.3g
今のブリュウエールと異なり、波のようにグレインが通り、少し下部がふくれた感じが、程よいハンドリングとバランスを保っています。
感触:3(咥え心地)、5(エアコントロール)
味:4(バージニア)、5(英国ミクスチャー)
フローコントロールは快適ですが、マウスピースはリメイクされています。
リップ部が割れていますが、咥えやすさに影響はありません。
シャープな吸い味は、隠された味や変化を的確に伝えてくれるので、できるだけ複雑な味のタバコを吸いたくなります。
ダンヒル氏もサシエニ氏も100年後に極東の居酒屋で邂逅するとは、想像しなかったでしょうね(^^;)
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