GBD Peter Piper 3571
1960年代の製作だと思われます。
サンクロードにあったPeter Piper社は、1925年にカドガン・グループに買収された記録が残っています。
pipediaには、PP社のパイプは「Made in England」とありますが、実際はフランスで作成されていたとあります。
当時英国は輸入パイプへの関税が高かった為と、米国で英国パイプの人気が高まっていた事が関係していると思われます。
このパイプは、長崎の古い商家から出てきたパイプが、十数本まとめてでヤフオクにでていました。
同時に出店されていたパイプは、全て60年代だったので、おそらく同年代と思われます。
ピーター・パイパーは英語の童謡かつ、よく知られた早口言葉でマザー・グースの1つに分類されている。
Peter Piper picked a peck of pickled peppers.
A peck of pickled peppers Peter Piper picked.
If Peter Piper picked a peck of pickled peppers,
Where's the peck of pickled peppers that Peter Piper picked?”
ピーター・パイパーは1ペックの酢漬けの唐辛子をつまんだ。
ピーター・パイパーがつまんだ1ペックの酢漬けの唐辛子。
もしピーター・パイパーが1ペックの酢漬けの唐辛子をつまんだら、
ピーター・パイパーがつまんだ酢漬けの唐辛子はどこにあるか?
・全長:160mm・高さ35mm
・外径:40mm・内径:22mm
・重量:?g
大切に使い込まれており、ボウルトップにはたっぷりカーボンがのっていましたががレストアするのは楽しかったです。
濃いステイン感と素地に見えるフレイムグレインがなかなかきれいですが、ロゴの所に傷があるのが少し残念です。
外観:3
感触:4(咥え心地)、4(エアコントロール)
味:3(英国ミクスチャ)、3(バージニア)
特に大きな特徴はありませんが、普通に美味しく吸えます。
ステムはバルカナイトのような輝きと硬さがあります。
重心が先になりがちなシェイプですが、薄く広がったフィッシュテイルで咥えやすい。
ひょいと置けるので、職場のパソコンの横にいつも転がっています。
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