S.T.Dupont 310
70年代のパイプブームにのり、フランスDupont社が世にだしたパイプ。
結局数年で撤退するが、強いオイルキュアリングがかけられており、
ナッティーフレーバーが堪能できるとの事。
イタリアGIGI社のOEMと言われるが、販売期間が短い為、あまり中古市場にも出ません。
(Luigi Crugnolaが1934年イタリアで開いたパイプメーカー。Luigi名はGiGiというニックネームになるのがお約束)
・全長:133・ボウル高34mm
・外径:?mm・内径:21mm・深さ27mm
・重量:26g
プラスチックのインナーチューブがあるが外せない。
薄いリップと超軽量なので咥えやすい。
外観:3
感触:4(咥え心地)
味:3(ラタキア)
キュアリングが強い為か、ラタキアを吸うとプリンのカラメルのような味がする。
逆に、ペリクは酸味が強くでていまいちでした。タバコ葉を選ぶパイプです。
[S.T. Dupont]
1872年 シモン・ティソ・デュポンによって紳士用高級皮革製品の製造会社設立
20世紀初 息子アンドレ・ルシアン兄弟が、一点ものの旅行用鞄を販売
1920年頃 オーダー製トラベルケースが人気となり、ウインザー公やアル・カポネが顧客となる。
1935年頃 メッキ職人の綴りを間違えて漆職人を雇う。金属に漆を施した製品が絶大な人気となる。
1941年 ポケットに入る小型オイル・ライターを販売
1947年 エリザベス女王の婚礼に最高級トラベルケースを作成し最後の作品とする。
1952年 炎を調節できるガス・ライターを発明
1970年代 パイプを販売するが撤退
1973年 高級万年筆を販売
[Gigi]
1934年 Luigi Crugnola (洗礼名:Gigi)が生まれる。
同年、母方の叔父Adele Bianchiがで「Giorgio Rovera」パイプ工房を設立。
1964年 叔父Adeleが他界し、自分の洗礼名である「GIGI」に社名を変更。
2016年 83才で健在。パイプを作り続けています。
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