Dunhill Root Briar 40F/T
1958年(昭和33年)のルートブライアのロバットです。
冷戦下、西側では高度経済が貧富の差を生み、戦後の影が残りながらも、大量生産大量消費の時代。
Root Briarは、1931年に次男ヴァーノン・ダンヒルが発表したコルシカ産ブライヤーを使用し、
スムースに仕上げたグレードで、ナチュラルカラーのステインが相俟って、いい味を醸しだしています。
・全長:125mm・ボウル高42mm
・外径:29mm・内径:19mm・深さ39mm
・重量:33g
オイルキュアリングを掛けられていた時代で、ナッティーな喫味を愉しむことが出来ます。
古いパイプは掃除しても独特の泥臭さが残る事があり、英国ミクスチャー用になりがちです。
このパイプは、使用感が低く澄んだ感じが良く残っているのでバージニア用にしました。
外観:3
感触:4(咥え心地)
味:4(バージニア)
ロバットというシェイプは、第一次世界大戦の英雄、ハイランドのヘンリー・フレイザー・ロバット大佐(1872-1949)が愛用しており、栄誉よ宣伝を兼ねてつけられた名前のようです。
十分美味しいのですが、パテント期と比較すると少しマイルド感があります。
あまり細かい事を気にせずにガンガン使っているので便利なのですが。
だんだん濃い色になってきました。
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