Barling Make Y.O.W L
大戦後の英国は外資を失い経済面から大英帝国の崩壊が始まった。
米国から特恵関税制度を撤廃させられ、老いた獅子とよばれて次々と植民地も独立してゆく。
しかし、パイプ業界は第二次パイプブームで湧き立ち、作れば売れる超絶景気に突入します。
その中にあっても、最高の技術と品質で不動の地位を維持する18世紀からの名門バーリング。
そのような時代背景のオーソドックスなBarlingが欲しいと思っていたのですが・・・
当たり外れの多いバーリング、なかなか手を出せずにいました。
そんな中、ヤフオクで目を引くナチュラルカラーのバーリングを発見!
ie316氏ブログ(スタック蒐集がすごい)で大当たり鉄板のバーリングなので即落札しました。
「いや、煙草とわしのメモですhttp://cigarpipes.exblog.jp/16917647/」
刻印はバフアウトしていますが「Barling's Make Ye Olde Wood」反対側に「L」。
ステムはバーリングクロスの「L」だけ痕跡を確認できます。
サイズコードがあるので、Pre-Transition(1946~1962年)のパイプです。
POS「MADE IN LONDON ENGLAND」と「シェイプナンバー」の刻印はありません。
このタイプは英国から出る事が多くイギリス国内向けと推定されています。
Nichols shape numberとしてはボウル高が少し低いビリアードで「165」に近いです。
一部英国国内けに「England」P.O.Sがないのは、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドでの販売に配慮したのかもしれません。
これは、イングランドはゲルマン民族の支配で、他国は辺境に追いだされたケルト民族で長い戦いの歴史があります。
これらの地域では、イングランドと呼ばれる事を強く嫌っていました。
ウェールズ出身のC.W.ニコル氏が「C.W」と略すのはClive Williamがイングランド名だからだそうです。(本人談)
薩長と会津の関係のように、現在でも祖国を侵略した国の名前を使うことはできない風潮が強く残っているのですね。
・全長:125mm・ボウル高40mm
・外径:30mm・内径:19mm・深さ34mm
・重量:26g
バーリンクは大振りなパイプが多いですが、これはかなり小さいくダンヒルのサイズ①程度です。
サイズコードの「L」は、使用されたブライヤの大きさなのでボウルの大きさには関係ないそうです。
サドルステムとアルジェリアンブライアのなせる技でしょうか26グラムと軽量で咥えやすい。
外観:5
感触:5(咥え心地)
味:5(バージニア専用)
ちらちらと燃え広がる炎のような木目は、正にフレイムグレイン!
中盤から終盤に特徴があり、シルキーな吸い味と軽やかなボウルからの香り立ちがあり素ん晴らしい~。
同サイズの戦前ものよりもかなり美味しいです。
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