Stanwell Handmade 89 (Rustic)
同じシェイプ番号を持っているので2本目になります。
安価だったでのラスティックも良いかと思い落札。
・rustic 【形容詞】
a.いなかの,いなか生活の; いなか者らしい,質朴な,飾りのない.
用例 :rustic charm いなかの魅力.
b.不作法な,粗野な
用例 :rustic manners 粗野な物腰.
届いたパイプを見て一言「rustic pipe = 粗野なパイプ」でびっくりしました。
塗装跡が随所に残り、ステムには万力跡が残っている始末。
もう少しましな着色ぐらいできないのだろうか?
・全長:130mm・ボウル高45mm
・外径:35mm・内径:20mm・深さ38mm
・重量:?g
刻印部のグレインを見ると素材は悪くないようです。
もしかして、購入者が自分でラスティックをかけたのか?とも思いましたが・・・
ラステックの後にブラストもかけてるので、さすがにそれはなさそう。
外観:1
感触:3(咥え心地)
味:1(all)
届いた時点で数回の喫煙されていました。
重ねて吸えば、塗装跡も薄れ少しはそうですが・・・レッツ・ポジティブ!
(2016-02-29)
とりあえず、吸い続けていますが、塗装のメリハリが少し取れてましになってきました。
(2016-07-27)
BIG BENのスムースが加わり、コンビからトリオを結成しました。
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スタンウェルの歴史
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スタンウェル創始者のポール・ニールセンは、先の大戦下でブライヤーの輸入ができずブナ材のパイプを製造販売していました。
戦後も、ブライアールートは英仏米が独占し、デンマークでの入手は極めて困難だったそうです。
苦労の末、高品質ブライアーの購入ルートを築き、その後花開くダニッシュパイプの礎を築きました。
また、友人であり作家パイプの開祖であるSイバルソンをはじめ多くの作家とのデザイン契約しスタンウェル社は大きく業績を伸ばしました。
しかし、近年パイプブームも下火になり、2003年にはスカンジナビアタバコに買収、2010年にボルブ工場を閉鎖しています。
倒産してもおかしくない状況ですが、戦争の経験からか、大量のブライアーをストックがありました。
現在は在庫と商流を生かし、デザインはデンマークで行い、イタリアのチェザーレ バロンティーニがOEM製造しています。
こんなパイプを作ってたらニールセンが草葉の陰で泣くぞ・・・センテンススプリング!
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