Peterson System Standard 314
「並べてみたい」というアホな理由で317に続いて314も買ってしましました。
ダブリンは17世紀までは欧州でも屈指の貿易都市でしたが、しかし、1800年の英国合邦法により資本層が流出。
追打ちをかけるように1845-49年の全土を襲った大飢饉で国民も移民してしまい、寂しい都市になっていました。
(ちなみに、現在でもアイルランドは飢饉前の人口に達していません)
1875年ドイツ移民の資産家カップ兄弟は、そんな少しさびれたダブリンでたばこ店を開きます。
3年後、カップ家で働いていたラトビア人技師のチャールズ・C・ピーターソン(1852-1919)を招きパイプ作りを開始します。
留年都市(笑)の異名をもつダブリンで、この3人は高品質でユニークなパイプ作り世に出します。
地理的な利点もあったのか、英国パイプメーカでは珍しく完全に独立を維持し、現在も老舗パイプメーカとしその名を馳せています。
地理的な利点もあったのか、英国パイプメーカでは珍しく完全に独立を維持し、現在も老舗パイプメーカとしその名を馳せています。
・全長:121mm・ボウル高46mm
・外径:36mm・内径:18mm・深さ36mm
・重量:40g
ボケーっとしながらどこでも気兼ねなく吸えるパイプとして購入しました。
ジュース溜まりのおかげで、どんな環境や吸い方をしても美味しく吸えるのが良いですね。
アーミープッシュのおかげで、喫煙を中断しポケットに納まる点もポイントです。
こちらも100円ショップの小銭入れをポーチ代わりにしました。
外観:3
感触:1(咥え心地)
味:3(外出用)
ブレイクイン中ですが、新品パイプは久しぶりです。
とりあえす外出用なので、強着香と強ラタキアは避けて、オールラウンドに使おうと思っています。
317と比較してリップ部が分厚くてダメですね。
そこで317のマウスピースを付けてみたところピッタリ。
ボウルが少しくびているビリアードベントは、Small、Midium、Large、Ext.Largeの4サイズ。
長さ 高さ 外径 内径 深さ 重さ サイズ
317 127mm 41mm 33mm 17mm 31mm 37g S
314 121mm 46mm 36mm 18mm 36mm 40g M
312 144mm 49mm 37mm 18mm 39mm 58g L
307 154mm 53mm 37mm 20mm 43mm 60g EL
私的には「314」は及第点、「317」がベストピーターソンですね。
ちなみに「メルカリ」というフリマアプリで購入したのですが最悪の対応でした。
まず違うパイプが届き、出展者にこっちのミスだと一方的に言われました。
出展者がミスに気づき再度送ってもらったのですが、2回目も代引で送料を請求される始末。
(2017/03/16)
古い317のリップが薄く咥えやすいので、セカンドボウルとして活躍しています。
出張が多いので、システムパイプのように、ボウルが取り換えられてコンパクトに納まるのは中々便利ですね。
出張が多いので、システムパイプのように、ボウルが取り換えられてコンパクトに納まるのは中々便利ですね。
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