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2016/05/02

Sasieni Englandaire 27

尊徳先生曰「善悪は天が決めるものにあらず。人にとって便利か如何かだけの事である」

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サシエニのセカンドブランドでの「Englandaire」のアンスモークです。
この名称は、1930年9月30日にニューヨーク州でトレードマーク申請された記録が残っています。
1976年のサシエニ・NYの価格リストにも掲載されており、「Mayfair」と同額のミドルグレードの製品です。
ステムの刻印から、1946-1950年代の製作と思われます。
 
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シェイプタイプは「Yachtman」で、4dot名は「Eton(バークシャー州イートン)」の地名が付けられていいます。
Zuluの別名のようですが、細く長いステムが滑らかな波線を描いていおりヨットマンが似合っています。
(ダンヒルは近いシェイプに「Yacht」と名付けており、形状的にもヨットを連想するのかな)

 
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こげ茶色で、ボウルトップは薄茶色、外周は少しべベルカットされており、落ち着いたモダンなデザインです。

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 ・全長:155mm・ボウル高43mm
 ・外径:32mm・内径:19mm・深さ36mm
 ・重量:28g
 
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刻印は「Sasieni Englandaire 27」POSは「MADE IN ENGLAND」
1946年以降の「Sasieni」刻印で、古いSasieniのセカンドライン共通の「-S-」がステムに刻印されています。
リップが少し厚めなの、セカンドラインか米国向けの仕様でしょうか?
ダブルキュアリング効果か、このサイズとステムで28gはとても軽く、ステムのわずかな曲げが重心をずらい、咥え心地は良好です。
 
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外観:4
感触:4(咥え心地)
味:?(ライト・バージニア用)
 
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ここしばらく、サシエニの出番が激減していました。
出張はバーリング、休日はダンヒル・チャラタン、オリエント草はコモイ、着香はピータソンと傾向が決まっていました。

そこでテコ入れに「手ごろなサイズ」「気楽に吸える」「軽いバージニアが合う」のが良いなと考えていました。
古くパイプはどうしても澱と枯れた風味がありタバコが決まってしまうので、アンスモの出物を待っていました。
汚れが目立たないブラストかラスティックで考えていたのですが、ダークなスムースも良いかなと。

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2016-07-20 ヨットマン松本さんの定年祝賀会でロイヤルヨットと併せてプレゼントしました。

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Yahooオークションの商品紹介

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サシエニのセカンドライン Englandaire 未使用品です。

シェイプナンバー 27 わずかに前傾したボールに緩やかな曲線を描くマウスピース。
深い深いダークプラムのスティン 艶やかで優美な印象のパイプです。

未喫煙ですが、長年ストックされていたことによる、小傷やマウスピースの一部変色など有ります。
またボックス、ソックなどは付属しておりません。

全長 約155mm
ボール高さ 約43mm
ボール巾 約32mm
火皿巾  約19mm
火皿深さ 約36mm
重さ   約28g

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