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2016/06/14

Charatan Make Relief Extra Large

Img_4025  
 
1955~1958年頃製造の巨大チャラタンです。
フリーハンドのグレードでは一番低いグレードでの「Relief」ですが、当時の物価指数から現在の初任給程度の金額になります。
1960年代から70年代にかけてアメリカでは巨大パイプの流行があり、当時の背景を感じさせる出来です。
 
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ヤフーで3本アップされていましたが、いずれもリップ部が噛み千切られていました。
おそらく前のオーナーは、だったようです。
 
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ボウルトップまでこってりとヤニがついていましたが、ほとんど匂いはしません。
熊なのにバージニアを主体に吸ってたのでしょうか?
とりあえず、KメソッドからSAメソッドを行いましたが、塩の量がはんぱねぇ。
塩分取り過ぎなんで気にしないで、ミネラル入りの赤穂の塩を飲む飲む。
 
Img_4015
 
やや膨らんだボウルはグリップ感が良く、「持つ」というより「握る」パイプです。
ビリヤードシェイプですが、チャラタンらしく少し奇をてらって左右側面が少しフラットにカットされています。
 
Img_4030  
 
 ・全長:170mm・ボウル高60mm
 ・外径:35-40mm・内径:26mm・深さ55mm
 ・重量:90g
 
Img_4018
 
刻印は「CHARATAN'S MAKE LONDON ENGLAND Freehand Relief Extra Large」
Lane期の「£」刻印と「MADE BY HAND」がないので1955~1958の製造と思われます。
 
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外観:3
感触:1(咥え心地)
味:1(オールラウンド用)
 
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安価に買ったのは良いですが、詰めるタバコの量がはんぱねぇ。
熊はたっぷり詰めて吸っていたようですが「ヘンリー3世氏がシガリロレビュー」によると・・・
 「チャラタン愛好家に出会う事も多いのだが、共通しているのはデカいチャンバーでも詰めるのは半分以下だそうで、ぎっちり詰めて吸うようなパイプじゃないとの事である。」
・・・だそうです。
 
Img_4027
 
しかし、少量詰めでは前の所有獣である「熊」に申し訳ないので、奮発してたっぷりと詰めて吸いたいと思います。
さて、どのタバコを選んだものか?
 
とりあえず、バージニアNo1を詰めましたが半分くらいで尽きてしまい、更にSt.Jamesフレイクを詰めました。
チャンバー径が大きすぎる為、火種が大きくなってしまい繊細な味わいは無く、思ったより燃焼が早いです。
二層に詰めていたので、味の変化があったのは助かりましたが、ヤニクラも結構きました。
どんなに美味しくても飽きがくるのは難点です。
コストパフォーマンスを考えると飛鳥やH&Hあたりがよいかもしれません。
でも、この大きなボウルに火を入れ、グイっと握っていると、なんとも良い気分になれます。
 
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