浅利法生 Asari Handmade Tokyo V
オリジナルのワックスが残ったきれいな状態で、独特の光沢を放っています。
シャンクは下弦から上弦をきれいに描いており、このラインを削出すのはかなり大変な作業だと思います。


手に持った時に、自然と指の位置が決まる所も持っていて楽しいです。
正面から見ると、茶道具の棗を想像してしまします。
高台もあり、無造作にどこに置いも、どの角度からでも「眺めの良い」感があります。
1948年生まれで、油絵画家。趣味でパイプを作成していた。
1960年後半に浅利氏のタンパーを購入したエピソード。「Broach [2010年11月7日]」
1974年デンマークに渡り、コノウィッチの許で本格的にパイプ製作に取組む。
1960年後半に浅利氏のタンパーを購入したエピソード。「Broach [2010年11月7日]」
1974年デンマークに渡り、コノウィッチの許で本格的にパイプ製作に取組む。
1978年 書籍「Theパイプ(梅田晴夫著)」に、日本人パイプ作家として徳富氏と紹介。
1979年 同年の徳富氏とキャラバッシュパイプを合作した記事。「自分流行通信」
1980年初 ダンパイプ社のカラーカタログで紹介。
1985年 ドイツFalken Verlag社「Mit vollem Genuss Pfeife Rauchen」に日本の若きパイプ作家として紹介。
1980年初 ダンパイプ社のカラーカタログで紹介。
1985年 ドイツFalken Verlag社「Mit vollem Genuss Pfeife Rauchen」に日本の若きパイプ作家として紹介。

現在は自分が使うパイプしか制作していないそうです。
過去に菊水・加賀屋・ラピエールなどで販売しており、年に1~2本ヤフオクに登場します。
外観:5
感触:4(咥え心地)
味:4(オールラウンド用)

オイルキュアリングのような際立った味はありませんが、ブライアは上質でボウルから香り立ちが素晴らしいです。

また、咥えた時のボウルからの煙が絶妙です。
フルベントだと煙が直で鼻にきてむせたりしますが、このパイプは漂い加減がよくうまく鼻に来ます。
パソコンを打ちながら、本を読みながら、映画を見ながら、パイプが自然と入り込むので、お気に入りにしております。

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<ネットで見つけた浅利法生氏のパイプ>
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