Ferndown Bark
1983年にダンヒル社から独立したLes Wood氏と妻Dollyが設立した「L.&J.S Briars」パイプメーカーです。
オイルキュアリングが施してあり、ナッティーフレーバーに定評がありファンも多いです。
ファンからはSame as Dunhill but better than Dunhill(ダンヒルと同等、いや更に良い)と賞賛されています。
ファンからはSame as Dunhill but better than Dunhill(ダンヒルと同等、いや更に良い)と賞賛されています。
残念ならが2016年に引退し、現在は入手できないパイプになりました。
「ファーンダウン」の由来は不明ですが、英国南部ドーセット州に同じ名前の都市があります。
シャグ用ファインパイプは持っていたのですが、大型のファーンダウンを吸わせてもらう機会がありました。
アッシュトンと異なるコクが気に入ったので、普通サイズで一本欲しいと思っていました。
ファーンダウンは5種類のランナップがあり90%近くが「Bark」です。
Bark: 黒・濃茶色のラスティック
Antique Bark: 薄茶色のラスティック
Reo: 黒・濃茶色・濃赤のスムース
Root: 茶色・赤のスムース
Tudor Root: ナチュラルのスムース
「Bark」シリーズはモロッコ産で「Reo/Root」シリーズはギリシャ産のブライアを使用しています。
地理的にアルジェリアに近いモロッコ産ブライアは、戦前良く使われていたそうです。
・全長:15.87mm・ボウル高44.5mm
・外径:47.6mm・内径:19mm・深さ31.7mm
・重量:38g
刻印は「*」「FERNDOWN BARK」「MADE IN ENGLAND」「LES WOOD」
サイズは「*」数で決まりますが、大型パイプが多く、*1個のこのサイズは珍しいです。
テノンは悪くないですが、リップエンドの作りは微妙。
ボウルが軽く重心位置が良いので、咥えっぱなしでも疲れません。
レスウッド氏の銀細工としての技術は高く、ダンヒルを離れてもダンヒルから銀細工の依頼をうけていたそうです。
ジェームズ・アプシャルもFerndownのシルバーリング・オプションがありました。
Ferndown の50%は銀リングが付いていたそうです。
銀巻きも欲しかったですが 「Same as DUNHILL, But better than DUNHILL」と称されるナッティ・ フレーバー・オイルキュアリングが一番重要です。
ジェームズ・アプシャルもFerndownのシルバーリング・オプションがありました。
Ferndown の50%は銀リングが付いていたそうです。
銀巻きも欲しかったですが 「Same as DUNHILL, But better than DUNHILL」と称されるナッティ・ フレーバー・オイルキュアリングが一番重要です。
外観:4
感触:4(咥え心地)
味:?(バージニア)
ラスティックですが、サンドブラストも併用し独特の手触りがあります。
ちなみに、Pipes2smokeのプレミア版BARKは、カナダのマイケル・パークスがサンドブラストをかけています。
シェイプは「ローデシアン」か「ベント・ブルドック」になります。
ブルドッグ:ボウルが高い、ストレート、ダイアモンドシャンク
ローデシアン:ボウルが扁平、ベント、ラウンドシャンク
スクワットブル:ボウルが極端に扁平
ブルカップ:ボウルが上部が扁平、下部がポット
ローデシアンは「ライオンドッグ」の異名を持つ、ライオンを狩り専門の交雑種猟犬です。
19世紀中頃に品種名とし定着しており、忠実・従順・勇敢で状況判断力の高い犬種です。
今後手に入らないとなると、なかなかブレイクインできない悩みがあります。むむむ(--)
Ferndown Reo もカッコイイなぁ
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