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2017/07/26

Comoy Grand Slam 335

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Grand Slam(1933~1973)で、念願のバーロゴ(1938~1945頃)をやっと入手できました。
製造年はパテント番号とロゴ書体から1940年6月〜1952年5月の製造になります。
1940年9月ロンドン大空襲がありますので、それ以前の6月から9月
あるいは、大戦直後の英国は物資不足が著しく、国内でぜいたく品のパイプ販売は厳しい状況でした。
 
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しかし、アメリカは爆発的な経済発展を遂げており、英国パイプメーカーの生命線であったと考えられます。
在庫の材料を駆使して生産し輸出していたと考えられますので、1945年〜50年頃の製造と考えられます。
 
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コモイならではのコントラストの強いステインは、フレイムグレインと相性がピッタリです。
ビリアードとアップルの中間的なシェイプは「グローブ(GLOBE):球体、地球儀」と名付けられています。
 
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Grand Slamでシステムを内蔵しているにもかかわらずSサイズとかなり小いさいパイプです。
残念ながらシステムのフィットメントは折れていました。
マウスピースは超極薄の仕上げを施されたスレンダーバイトで咥えやすいです。
 
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 ・全長:133mm・ボウル高:36mm
 ・外径:27mm・内径:19mm・深さ:31mm
 ・重量:xxg
 
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刻印ははっきりしとており、左に「COMOYS」「GRAND SLAM」「PATTENT」
右に「335」サークルの「MADE IN LONDON ENGLAND」米国パテントを示す「Patent Number 2001612」(有効期限1935年~1952年5月)
裏側に「*4」刻印は、皮ワッシャーの交換用サイズコードを示しています。
サイズコードの上に「PAT.PENDING」(パテント保留)の刻印があれば1938年11月~1940年5月の製造になります。
バーロゴの状態は良いですが真ん中の青色は褪色しています。
少し傾きますが自立するので、喫煙時にひょいと置けて便利です。
 
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外観:4
感触:4(咥え心地)
味:5(オールラウンド)
 
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3本目のGrand Slamでようやく大アタリが引けました。
といっても、ネットリとしたコモイ味ではなく、エッジの効いた感じがします。
う~ん、アルミチューブが折れてるのにここまで美味しいとは・・・
これだからコモイはやめられん。
 
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このパイプはすごく綺麗な状態で届きましたが・・・メンテナンスが不要なのは、物足りなさも感じます(^^;;

Z0xg
 

胡桃ぐらいボウルは、指先で握るのにちょうど良いサイズです。
煙草の量も適量で、これより小さいと物足りなさがありそうです。

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旨いコモイのツートップ!

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