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2017/11/05

Peterson System Standard 317

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ピータソン・システム・パイプで一番小さいサイズの317です。
 
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パイプ先輩が、ひょいとポケットから出すのを見て「おっ!いいなぁ」と思ったパイプです。
その夜に、ヤフオクに、同じパイプがが安くあがっているではないですか。
ヤフオクの写真は「焼け」がありますが、利用回数は少なそうそうです。
これは天啓かと落札した次第です。

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S/Aまで必要なさそうな状態だったので、メラミンスポンジでステムを磨き、内部はアルコールで清掃。
ボウル外部もアルコールで軽く汚れとり、カルナバ布で磨くとなかなか良い状態に仕上がりました、

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改めて見直すと、きれいなボウルに大満足。

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ニッケル銀メッキきには「クローバー」「狐」「塔」が刻印。(1976年まで)
1960s-1976の期間に作成されたようです。

 ・全長:125mm・ボウル高37mm
 ・外径:25mm・内径:17mm・深さ31mm
 ・重量:34g

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ピーターソンのシステムパイプで一番小さなサイズですが、あなどるなかれ。
シャグ用の小さなパイプと異なり、システムのおかげででクール&ドライスモーキングができます。
エアフローは少し悪いですが、専用のフィッシュテイルリップも販売されています・・・欲しい(--;)

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外観:3
感触:4(咥え心地)
味:3(外出用)

ダボはシルバープレートのアーミーマウントでマウスピースを気軽に外せるのも便利。
ベントで咥えやすく、システムで味も良く、おまけに小さく軽いと、かなり良いとこ取りのパイプです。
ダイソーの小銭入れがコンパクトに入ります。
お掃除は、モールより綿棒とペーパーナプキンが便利です。

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314というも少し大きなサイズもありこれも欲しくなってしまいますね。

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いや、317,314,312,307と並べれ見るのも楽しいかも・・・いかんいかん(--;)


「314 対 317」の掲示板がありました。
317派は携帯重視で、314派は味を重視。

その中で炭鉱夫ブラインアン氏が「317」への熱い思い語る!

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<超意訳です>

俺は317派で、毎日吸ってる。
俺もパイプも休む必要はない。
皆がどんな吸い方をしているか知らねえが、俺は吸う時間が短い。
リボンカットかって?
エリンモア・フレークが簡単に詰められ最高だ。30分くらかけて美味しく吸ってる。
プリンス・アルバートなら15分で吸える。
314では長過ぎるんだよ。

俺が317を好きな理由:

1) パイプを休ませるなくてもいい。
 煙はドライで甘い。嫌な臭いもない。
 毎日10ボウルは吸ってる。
 どこに行くときも乾いた状態だ。

 手入れも簡単でだ
 毎日1~2本のモールとナプキンで拭いている。
 毎週アルコールでシャンクも掃除している。

2)1時間に1ボウル吸うペースだ。
 モールはほとんど使わない。
 パイプ、タバコ、ライター、パイプ道具はいつも持っていいる。
 だが一番大切なのは317だ。
 煙道が詰まった時は、ピックを挿せばいい。

3) アーミーマウントのおかげで壊れる心配はない。
  吸い終わったら、分解し水分をとって、ジーンズのポケットに入れてる。
  店に入る時は、灰もそのままでポケットに入れる。
  店を出る時に火が残ってる事もあるよ。

  このパイプとはシエラレオネ、メキシコ、ヨーロッパを旅した。
  何も問題なかったし、予備のパイプも必要なかった。

4) 皆が言うことももっともだと思う。
  だが、大きなパイプは外で吸うには不向きだ。
  家ならいいが、外なら小さいパイプに限る。

俺の意見は偏ってるのはわかっている...もちろん皆の言いたい事も分わかる。
だか俺は「317」を使い続けるぜ。

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その後「314」も買いましたが、ブライアン氏に一票で「317」推し!

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(2017/03/22)
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100円ショップのケースですが、鞄にフックしたりパイプレストにもなってこれは便利ですね。

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2017-10-05 サンドブラストも入手しました。
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L4mm

安かったの落札してしまいました。
「Made in Republic of Ireland」の刻印あるのでかなり古いと思います。 

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コンパニオンのナイフでカーボンを落としてSAメソッドをかけます。

 
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ステムは酸素系漂白剤と60度のお湯で表面の酸化部を浮かせます。 

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耐水ペーパー(320/800/1200/200)で磨きます。エッジはプラスチックを挟んで研磨しましょう。
仕上げはメラミンスポンジ「激おち君」です。
 
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表面がマットな状態になりますので、コンパウンドで艶出しを行います。
コンパウンドは油性なのでアルコールか洗剤で洗いましょう。

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ボウルはブラストが浅いので、カルナバワックスをかけました。
凹部にカルナバが白くたまりますので、歯ブラシでしっかり磨きましょう。

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Pリップのエッジがしっかりしていると、こんな感じで歯にぶら下がります。 
古いピータソンのステムは、薄くて咥えやすいです。 

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外の喫煙でラフに扱かっていますが、かなりお気に入りのパイプです。

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ピーターソンの150周年の動画です。
アーミープッシュや塗装の工程がすべて収録されており参考になります。
https://www.youtube.com/watch?v=3L5a4F3kIVE
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