Comoy Extraordinaire 808

1950年代に製作されたComoy Extraordinaire 808 ベント・ビリヤードです。

ダンヒルのLCを意識した実用的な範囲での大きなサイズになります。

ベントはビリヤードと並んでオーソドックスな形ですが意外と入手が難しいです。
ベントの製作には高い技術と工作時間が必要ですが、どのメーカもも同じ形になってしまい差別化がはかりにくい。
また、ベント用ブライアブロック「ルルベ」は、一つのブライアから採取できる数が少ないのも理由かもしれません。

戦前(1920-1939)のExtraordinaire 800～805は、7inch(18cm)越える超巨大なパイプでした。
お店のショウウィンドウを飾る、デコレーションだったのかもしれません。
戦後になると実用性のある大き目のサイズになります。

刻印は右側に「COMOY'S EXTRAORDINAIRE」(ヒゲ付きブロック体)
　　　左側に「MADE IN LONDON」（ラグビーボール型）「ENGLAND」「808」
　　　底部「9P」(埋め跡が9箇所)

3ピースインレイドではない、少し大きな「C」マークです。
このタイプは「Pipedia」と「PipePhil.eu」に1950年代の作成とあります。

　・全長:140mm・ボウル高54mm
　・外径:33mm・内径:2mm・深さ48mm
　・重量:xxg

ダークなマホガニーカラーですがコモイらしいコントラストのあるテクスチャーです。
太くベベルカットされていますが、エッジはあまりきれいに残っていませんでした。

外観：3
咥えやすさ：3
味：3（オールラウンド）

　

ぶっちゃけ、こってりカーボンでしたが、安かったのでレストアしたさに落札しました。

少し焦げとクラックはありましたが、分厚いボウルなので大丈夫でしょう。

ゴムのビッツがついていたのでマウスピースの状態は良好でした。

吸い味は、ボウルが大きすぎるためか、コモイ味はちょっと薄いです。
また、ラージボウルの割に煙道が細く3mmなさそうなのです。

しかしベントってエロイよね。影も。

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　戦前のExtraordinaire(800-805)を検索

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　　800：ビリヤード
　　

　　801：アップル
　　

　　802：リバプール

　　

　　803：パネル
　　

　　804：ベント
　　

　　805：オウムポール
　　

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　Extraordinaire 戦前で800番代以外

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　　Ex1：Panel(葡萄レリーフ)

　　

　　Ex61：Cavalier(騎士)

　　

　　Ex73：Arrowhead(矢じり)

　　

　　Ex？：Brasenose(ドアノッカー)

　　

　　Ex?
　　

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　Extraordinaire LXサイズ シリーズ

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　　188LX：Stack
　　235LX：Kruger(オームポール)

　　309LX：Canadian

　　127　：Blliard (テーパーで800より小さい)

　　343　：Blliard (サドルで800より小さい)

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土日に映画やドラマを見ながらのんびり吸うで、とても気に入っております。