Dunhill Shell 33
1969年(昭和44年)のシェル33番でリバプールです。
ダボの位置が少し変わっただけですがビリアードと異なる印象があります。
ダボの位置が少し変わっただけですがビリアードと異なる印象があります。
ざらっとした感じのテクスチャーは、1960年代後半の特有ブラストです。
同じ時期にとろけるようなテクスチャーもあり、担当によって変わっていたようです。
しかし、リバプールのシェイプって意外とレアなんです。
カナディアンやロバットのシェイプは一目でわかる事もありますが。
ただ、オークションを眺めていても少ない気がしています。
・全長:130mm・ボウル高:40.5mm
・外径:29mm・内径:14mm・深さ:34mm
・重量:20g
かなりの軽量級ですので、咥えっぱなしでも全く疲れません。
フィッシュテイルの幅も良く、自分の視点からだと、遠心力が働いているような錯覚があります。
底面に刻印で「33F/T」「DUNHILL SHELL BRIAR」「MADE INENGLAND9」「②S」
シャンクも極細なので、刻印は少しはみ出しています。
「THE LAST GASP」ダンヒル最後のあえぎと言われる1969年製です。
外観:3
感触:3(咥え心地)
味:3
Shellを並べてみると壮観です。
その中でも一番小さい33番は異彩をはなっています。
サンドブラスト工法は、1870年アメリカで「テイルマン」により船底についた付着物を取り除くため発明されました。
その後欧州に渡りガラス加工などとして改良され、急速に広がりました。
日本では1909年に創業間もない旭硝子が、当時のガラス先進国のベルギーから輸入したのが最初です。
« Ropp Maxi 937 | トップページ | Stanwell Handmade 67 »
「14.Dunhill」カテゴリの記事
- Dunhill Shell 475(2019.06.15)
- Danhill Shell 46(2018.12.29)
- Danhill Shell 53(2018.12.11)
- Dunhill Bruyere 53(2018.10.27)
- Dunhill Tanshell 32(2018.06.28)
コメント