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2019/03/16

佐藤純雄 Smio Satou

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佐藤純雄氏の縦長でベントブランデーのシェイプです。

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柘植で25年働き、その中でイバルソンやミッケにから学んだそうです。
個人でもパイプ製作を行い、現在は修理を行うことでも有名です。
氏の修理したSASIENIがありますが、とても咥えやすいです。

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pipediaによると父親も柘植の職人で、マッカーサーのパイプを修繕した事があるそうです。
マッカサー記念館に、執務室で愛用していたブライアーとメシャムが飾ってありますが、この時修理したパイプかもしれません。

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「角純」の異名があります。
1977年に宝酒造から販売された「純」を愛飲していたのではないでしょうか。
四角い透明ビンに明朝体で「純」の1文字は、当時インパクトのあるお酒でした。

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きめ細かいブラストが着色と合っており、パイプ作家ならではの独特なクラッギー感があります。

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 ・全長:xxxmm・ボウル高xxmm
 ・外径:xxmm・内径:xxmm・深さxxmm
 ・重量:xxg

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刻印は底に「純」「SMIO SATOU」「JAPAN」
「SUMIO」の刻印だと海外のパイプ仲間が「シュミオ」と呼んでしまうため「U」を抜いたそうです。
製造年はわかりませんが、同時出店されていたパイプから1970~1990年代の作成と思われます。

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金巻きに「18K」と刻印されています。
「18」金含有率75%+銀銅等25%、「K」はKaratの略で質量の意味します。

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外観:4
咥えやすさ:5
味:4

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前所有者のカーボンは綺麗に付いていますが、ちょっと分厚過ぎるので一度剥がす事にします。
けっこう柔らかいカーボンでした。
最近は100均の彫刻刀・丸刀でカーボンの荒削りしていまうすが、結構便利です。

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ある程度削ったら、SAメソッドにかけます
 
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綺麗にしました。ウ~ム(-_-)これは素晴らしいっ!

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煙道は少し細めですが、リップスロットの空間が大きくとってあります。
薄く広めのリップエンドは戦前コモイのスレンダーバイトと同じように咥えやすいです

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イエローゴールドの金巻きは初めてですが、銀とは違った輝きが良いですね。

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超お気に入りのパイプになりました。

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わずかにラタキアの香りが残っていますが、それもまた良し。
一緒に落札したラールセンと同じオーナーで、かなりの愛煙家が所有していたと思います。
これからも大切に使って行きます。

パイプは作った事はありませんが「佐藤純雄のハンドメイドパイプ講座」はとても参考になります。
http://www.lapierre.co.jp/html/page13.html

<2021/5/20>

tobaccopipesjapan.comのクリストファーさんが欲しいとの事で譲渡

 

 

 

 

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