Splendour
2018年末、シンゴ氏曰「俺のスプレンダーが天下一品といふ者は名乗りを上げよ」
檄文に応じたのは、石川Ryo、岡山ふぐり、大阪やましの3者ですた。
己が絶対に自信のあるシェイプを「Splendour」に委託す。
時は流れ、2019年、世界は核の炎に包まれた。
海は枯れ、地は裂け、全ての生物が死滅したかのように見えた。
だが、人類は死滅していなかった。
時は平成末記 四月四日四人の漢が、第一回天下一武道会で一位になるべく闘いが切って落とされた。
・全長:135mm・ボウル高50mm
・外径:xxmm・内径:20.5mm・深さ41mm
・重量:45g
刻印は底面に「SPLENDOUR」「HAND MADE」「19」
シャンクはメタリック銀「シルバースポット」
スプレンダーを辞書で調べると
splendor(米国)、splendour(英国)で主に英国で用いられる。
1.輝き、光輝、光彩
2.華麗、堂々たること
数字は2019年の意味です。2018年から製造年刻印を始めたそうです。
外観:5
咥えやすさ:5
味:5
実はパイプオーダーメイドは、今回初めてです。
天下一武道会開催の5分前に荷物が届き、3分前に初めてブツを目にしました。
開口一番「おおっ、ブラストすげー!ちゃんとフタがついてる」
このフタを開ける感触も「ニュー・・・ポンっ」て実に心地よい。
リップエンド、重量バランスが良く、咥え心地はハンドメイドならではの最高な完成度です。
実際に吸ってみる、煙道からスーッと紫煙が届きます。
思わず「これは優勝しちゃったかな」とつぶやいてしまいました。
優勝はふぐり氏の巨大なスワンネック。
https://www.smokingpipes.com/smokingpipesblog/single.cfm/post/history-the-dunhill-lc
ボウルトップが、かなりすぼまっておりインパクトのある美しいデザインです。
オーサーもブローフィッシュも欲しい完成度です。
しかし4人が個別に注文し、全く異なる方向性になったのもびっくりしました。
アイデアというのはまだまだ尽きないものですね(^^)d
次回の第二回天下一武道会も楽しみにご期待下さい。
スプレンダーパイプの詳細はこちらまで。
https://www.splendourpipes.com/
ウィンドシールドとガベルのチェリーウッドがすごく欲しい。
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RUBYBARKさん、こんにちは。
私もいろいろなパイプを使用していますが、Splendourのオールドダンヒルリバイバルは感動ですよね。
パイプオーダーは今回が初めてでしたが、リップまわりの作り込みは感動でした。
自身を持っておすすめできるパイプ作家です。
次はボーナスが出たら、ウィンドシールドにしようかと考えていますd(^^)
投稿: yamashi | 2019/04/19 10:45
素晴らしいです!
日本にこんな素敵なハンドメイド工房が誕生したなんて。信じられない。感動しました。
どれもサンドブラストのグレインが見事かつ個性的で甲乙付けがたく、蓋付きというのも泣かせるアイデアですね。
シルバードットというのもニクイじゃないですか。もはや製造を望めないオールドダンヒルの珍しいパイプが現代に蘇ったように見えなくもない。いや、見えちゃいますね。
嬉しくて思わずゾクゾクしてしまいました。
いいパイプを紹介してくれてありがとうございました!さっそく貯金始めます。
投稿: RUBYBARK | 2019/04/17 19:16