日光パイプ
1950年~1970年代まで柘植を中心に進駐軍などのお土産に象牙職人により製作されたパイプです。
柘植製作所が象牙職人に依頼したのが最初のようです。
https://www.tsugepipe.co.jp/history.html
ベトナム戦争の米軍兵も使っていたと記載さてれいます。
柘植製作所が象牙職人に依頼したのが最初のようです。
https://www.tsugepipe.co.jp/history.html
ベトナム戦争の米軍兵も使っていたと記載さてれいます。
箱と解説がついており、イタリア産ブライアとケニア産象牙が使用されています。
風景は東照宮五重塔す。
中央の山は日光三山になりますが、山裾まで描かれているので男体山です。
左の建屋は陽明門のようです。
中央の山は日光三山になりますが、山裾まで描かれているので男体山です。
左の建屋は陽明門のようです。
ところが、ケニアの象牙で検索た時に、この彫刻に近い風景絵葉が書が出てきました。
ケニア第2の都市モンバサの旧市街「Ndia Kuu」です。
特徴がある高台の二階建は、18世紀末に修道教会として建設されものです。
その後、ケニア初のアメリカ領事館(1915-1918年)になります。
左側の高い建物は、アフリカンホテル(1901-1988年)です。
当時、扉など木製部分は「ザンジバルスタイル」と呼ばれる細かい彫刻が一面に施されていたそうです。
当時、扉など木製部分は「ザンジバルスタイル」と呼ばれる細かい彫刻が一面に施されていたそうです。
シャンクの後ろに「BRIAR」と刻印
銀巻に「SILVER」の刻印。
外観:2
感触:4(咥え心地)
味:?
ステムは両側に「ひび」が入っていますが、構造的な設計ミスです。
ねじ込み式で象牙部にひずみの力がかかります。
同じパイプは、ほとんど同じ場所にクラックがはいっています。
後年は、アルミを差し込み式にして改善されています → 参照:「七福神」パイプ
ねじ込み式で象牙部にひずみの力がかかります。
同じパイプは、ほとんど同じ場所にクラックがはいっています。
後年は、アルミを差し込み式にして改善されています → 参照:「七福神」パイプ
クラックのラインは黒く変色し「象牙の時代ひび」といわれます。
内部に貫通していないので喫煙に問題ありません。
クラックが大きくなった場合、象牙は「金継ぎ」と相性が良いそうです。
金継ぎ用漆・合成樹脂パテは、東急ハンズで入手できます。
なんやかんやで3本目、お気に入りのパイプです
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