彫刻パイプ馬頭
私の実家唐人町には馬頭観世祠があり、馬頭のパイプに興味がありました。
ちなみに馬頭観音の梵名は「ハヤグリーヴァ(馬の首)」です。
ヒンドゥー教では最高神ヴィシュヌの異名でもあったそうです。
ブ・ショカン社のアンスモパイプですが、同じ作者と思われる古いパイプも見つけました。
古い方のパイプは「ELVA FRACINE BRUYERE STCLAUDE」彫刻パイプを専門に作っていたようです。
同じ刻印で「ELVA」「EWA」の2種あるので職人が2人いたのかもしれません。
「Racine Bruyere」は「Briar Root」の意味です。
2頭並ぶとチャリオットの感があります。
彫込み技術はブ・ショカン版の方が精悍で、職人の腕が上がっている事がわかります。
ヘッド部に彫刻するとなると、やっぱり頭になりますよね。
人、骸骨、動物、架空生物まで色々とユニークなモノがあって楽しいですね。
煙の吹き出すパイプ
自分に向き合うパイプ
一寸いや
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