Dunhill Shell 475
1963年(昭和38年)のチェリーウッドです。
スプレンダーにシップボトムのチェリーウッドがあり、以前から欲しかったシェイプです
フラットボトムですが、修理品なので安価に入手できました。
シャンクは完全に折れていたようで、接着剤でつないであるようです。
お得意のチューブストッパーで補強します。
いい感じで斜めに折れているので、構造的に強度が保てると思います。
ステムもリメイク品の可能性がありそうですが、綺麗にリペアできています。
初代アルフレッド・ダンヒルもチェリーパイプを愛用していました。
シャーロック・ホームズも作中でチェリーを所有している記載があります。
・全長:xxmm・ボウル高xxmm
・外径:xxmm・内径:xxmm・深さxxmm
・重量:xxg
刻印は「475 FT」「DUNHILL SHELL」「MADE IN ENGRAND3」「4S」
底部はキズではなく、元からあったのサンドピットようです。
ネットで検索するとステムのブライア部の長さがまちまちです。
これは、比較的大きなブライアが必要だった為と思われます。
外観:4
咥えやすさ:2
味:4(オールラウンド)
サイズは4ですが、中間煙道にならないように火皿は浅くなっており、タバコの入る量は少ないです。
吸い味は、オイルキュアリングらしい後半まで美味しいタイプ。
元になったROPPの桜の木と比べ、重心となるボウルの重さが軽いので少し安定感が低いです。
それでも、パイプとしては重いのが難点ですね。
斜めにカットされた底面が、角度によって錯覚を見せる面白いシェイプです。