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2015/08/28

S.T.Dupont 310

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70年代のパイプブームにのり、フランスDupont社が世にだしたパイプ。
結局数年で撤退するが、強いオイルキュアリングがかけられており、
ナッティーフレーバーが堪能できるとの事。
イタリアGIGI社のOEMと言われるが、販売期間が短い為、あまり中古市場にも出ません。
(Luigi Crugnolaが1934年イタリアで開いたパイプメーカー。Luigi名はGiGiというニックネームになるのがお約束)

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 ・全長:133・ボウル高34mm
 ・外径:?mm・内径:21mm・深さ27mm
 ・重量:26g

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プラスチックのインナーチューブがあるが外せない。
薄いリップと超軽量なので咥えやすい。

外観:3
感触:4(咥え心地)
味:3(ラタキア)

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キュアリングが強い為か、ラタキアを吸うとプリンのカラメルのような味がする。
逆に、ペリクは酸味が強くでていまいちでした。タバコ葉を選ぶパイプです。

 
 [S.T. Dupont]
 1872年   シモン・ティソ・デュポンによって紳士用高級皮革製品の製造会社設立
 20世紀初  息子アンドレ・ルシアン兄弟が、一点ものの旅行用鞄を販売
 1920年頃  オーダー製トラベルケースが人気となり、ウインザー公やアル・カポネが顧客となる。
 1935年頃  メッキ職人の綴りを間違えて漆職人を雇う。金属に漆を施した製品が絶大な人気となる。
 1941年   ポケットに入る小型オイル・ライターを販売
 1947年   エリザベス女王の婚礼に最高級トラベルケースを作成し最後の作品とする。
 1952年   炎を調節できるガス・ライターを発明
 1970年代  パイプを販売するが撤退
 1973年   高級万年筆を販売
   

[Gigi]
 1934年   Luigi Crugnola (洗礼名:Gigi)が生まれる。
         同年、母方の叔父Adele Bianchiがで「Giorgio Rovera」パイプ工房を設立。
 1964年   叔父Adeleが他界し、自分の洗礼名である「GIGI」に社名を変更。
 2016年   83才で健在。パイプを作り続けています。

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