Kaywoodie Colt
Kaywoodieのショートパイプが珍しかったので落札してみました。
戦前の1936年からありましたが、スティンガーが3穴なので、1950年以降と思われます。
コルトシリーズは、1968-1976年の期間で広告掲載がありました。
軽くサンドブラストされ、研磨された滑らかなテクスチャーです。
フラットボトムで置きやすのは便利です。
先端のスティンガーに開けられた穴は、パイプのドローに影響しません。
このボール表面積で煙を冷やしたようですが、結露させていまうとポコポコと嫌な音がします。
喫煙中にもジュースが取れるので冷却性能を優先した設計です。
ステムの継ぎ目に銅板のスペーサーが入っており、少し手前で止まります。
使い込む事で、ちょうどよい位置に止まるようにな設計です。
・全長113mm・ボウル高35mm
・外径:xxmm・内径:19mm・深さxxmm
・重量:25g
刻印は一部見えませんが「KAYWOODIE」「COLT」「IMPORTED BRIAR」
ステムにスペードの刻印が側面
1936年のカタログにはスモール用グレードとして以下の3種が掲載されています。
・Colt:牡の子馬
・Freshman:新人・高校・大学1年生
・In-Between:中間・どっちつかず
命名から若年層や入門者層をターゲットにしたと伺えます。
外観:2
咥えやすさ:2
味:1(オールラウンド)
ボウルとステムの角度が鈍角になるのはこのシェイプに多いです。
着火面が少し見にくいのが難点です。
同しシェイプで、ボウルがパネルになているものと、軽くベントされたヨット(yacht)もあります。
あまり美味しいパイプではありませんが、ショートスモークに良さそうです。
<参考サイト>
https://pipedia.org/wiki/Kaywoodie_Shape_Numbers